ホテル&レジデンス南洲館
地元で有名なホテルというと名物の人がいて、街を賑わせていたりするイメージがある。
鹿児島市の繁華街・天文館にある「ホテル&レジデンス南洲館」にも名物オヤジがいて、街を賑わせながらホテルを切り盛りしている。
鹿児島の「食」が楽しめるホテル。


鹿児島の老舗デパート山形屋の裏手にあり、西郷隆盛の銅像にもほど近い薩摩の息吹が感じられる立地にある、青い看板が目印のホテルが「ホテル&レジデンス南洲館」だ。
南洲館の魅力の一つは「食」である。
先代から引き継いだ大鍋で食べる鹿児島特選黒豚しゃぶ「くろくま」は全国お国自慢「鍋コロシアム」で日本一に輝いており、鹿児島市内に住む人にもよく知られている。
夜にはこの「くろくま」を楽しむ人々でホテルはにぎわっている。
楽天トラベル主催の「朝ご飯フェスティバル2014」の審査員特別賞を受賞した朝食にも「くろくま」は付いており、朝食を頼めば朝からちょっとお得な気分が得られる。
また、ホテルのロビーには焼酎サーバーが置いてあり飲み放題になっているので、お酒好きの旅人にはたまらないサービスだろう。(外国人観光客には評判がいいそうだ。)
名物オヤジと天文館


南洲館の名物「くろくま」は鹿児島のいろんなイベントで見かけることがある。それは南洲館の名物おじさんこと橋本龍次郎さんによるものである。
天文館で南洲館のことを聞くと「あぁ橋本さんのところね」と多くの人がいうくらい橋本さんは有名だ。イベントにもよく顔を出し、その場を賑わせてくれる橋本さんは、地域との接点も多くかなりの情報通なので天文館については昼にも夜にも詳しい。
地元のホテルに期待することの一つとして地域の情報が得られるかどうかは旅人にとっては重要だ。そういった意味で橋本さんのいる南洲館は心強い地元ホテルなのではないだろうか。
天文館はもう目の前にある。
夜に華やぐ天文館に繰り出すもよし、ホテルで名物「くろくま」に舌鼓を打つもよし、迷ったときは橋本さんに聞いてみよう。
Address | 鹿児島県鹿児島市東千石町19-17 |
Tel | 099-226-8188 |
Web | nanshukan.main.jp |
Rooms | 47室(セミダブル17室/ダブル9室/デラックスダブル2室/ツイン5室/滞在型レジデンス14室) |
Times | Check in:16:00 Check out:11:00 |